ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
北海道旧本庁舎
のペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
札幌 北海道旧本庁舎のペーパークラフト
北海道旧本庁舎
いまの北海道の礎を築いた
北海道開拓使
。
その開拓使が役割を終えると廃止され、
北海道には当初、
函館県・札幌県・根室県の三県が設置された。
この時代を三県一局時代という。
しかし当時、函館県に大半の人口が集中していて、
根室に至っては殆ど未開の地。
実際には3県体制が機能しないことが判った。
その結果、北海道庁としてひとつにまとまることになったのが、
北海道の生い立ちである。
そして、記念すべき道庁の創設とともに建った庁舎こそが、
この北海道本庁舎である。
いわばここは、「北海道」生誕の地である。
この建物を設計したのは、平井晴二郎氏。
私はこのペーパークラフトを作る前に小樽にある
「
旧手宮鉄道施設
」の機関車庫三号を作っていたが、
偶然にも機関車庫三号の設計者と同一人物だったことに
驚いた。
どちらも煉瓦の美しさが際立つ建物だ。
いまや大都会となった札幌でも、
この建物を見ると、開拓時代のことを彷彿とさせる。
この建物の大きな特徴でもある八角塔とドームは、
わずか6年で火災により消失した
開拓使札幌本庁の面影が残っていたが、
比較的早いうちに建築上の問題から撤去されており、
以降は長い間、(現在の姿からすると)
少しもの足りない姿で庁舎として使われていた。
北海道開拓100年を記念して
八角塔が再現されたのは、昭和43年。
設立当時の姿がよみがえり、そこには開拓当時の精神が
再び宿ったようにすら感じられる。
今回は、「赤レンガ」の愛称でも親しまれる北海道旧本庁舎をペーパークラフトで
再現しました。
特徴的な八角塔や、開拓精神のシンボルである★マークを強調しています。
時計台と並び、札幌を代表する建物。この建物を前にすると、北海道に来たことを
あらためて実感します。
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