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旧手宮鉄道施設
のペーパークラフト

/旅とクラフト



  主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
  また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。



小樽 旧手宮鉄道施設のペーパークラフト




  • 小樽 旧手宮鉄道施設


    小樽の街を散策していると、
    必ず何処かで行き当たる廃線跡の小道。
    その景色は印象的で、
    線路は小樽の市街をどこまでも伸びているようだが、
    その先端をたどると、そこには小樽市総合博物館がある。



    この小樽市総合博物館の見どころのひとつに、
    国の重要文化財に指定される「旧手宮鉄道施設」があるが、
    それが廃線の終着地点であった。



    明治維新以降、北海道開拓が推進された時代、
    政府は当時の主力資源であった石炭の採取にも力を入れ、
    幌内炭山の開発と、その石炭を輸送するため
    札幌⇔小樽を結ぶ幌内鉄道が敷設された。
    幌内炭山の石炭を鉄道に乗せ、不凍港の小樽運び込まれ、
    海路で本島に輸送する。
    その頃の小樽はニシン漁でも栄えており、
    小樽は重要な海港としての地位を確立していった。



    「旧手宮鉄道施設」には、当時からの
    転車台、貯水槽、危険品庫、擁壁が現存する。
    明治時代の建築らしい、欧風に習った外観。
    フランス積みの煉瓦造りの「機関車庫3号」は、
    幌内鉄道時代から現存する、国内最古の機関車庫である。



    北海道開拓にとって重要な役割を果たした小樽も、
    やがて転換点を迎える。
    1960年代以降、石炭の需要は低下し、北海道内の炭鉱の閉山。
    幌内鉄道は、石炭やニシン漁といったそれまでの主力産業が
    衰退するのと同じくして、その役割を終えた。





  • 今回は、現存する国内最古の機関車庫、旧手宮鉄道施設の「機関車庫3号」を
    ペーパークラフトで再現しました。



  • 車庫は転車台からそのまま入れるよう、扇形をしていて、
    また機関車の煙を排出するための煙突があるのも特徴的です。




  • 転車台ももちろん回転させることができますが、
    ただ素材が紙なので乱暴に動かすと壊れてしまうかもしれません。








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