ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。

東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中





鞆の浦
ペーパークラフト

/旅とクラフト



  主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
  また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。



鞆の浦のペーパークラフト

  • 鞆の浦

    鞆の浦にはかつて港の機能として重要な要素が
    すべて残っている。奇跡の港町ともいえるだろう。

    鞆の浦の旅行記



    雁木は、潮位に合わせて船を停泊できる、
    かつての港湾施設では欠かせないもの。
    その階段が長く婉曲して連なる姿が、
    雁が編隊を組んで飛んでいる姿を連想することから
    名づけられたようだ。
    鞆の浦には全国一の長さの雁木が残っている。
    その雄大な雁木の光景こそが、この港ならでは。
    湾曲する海岸は雁木で囲まれるが、
    その海に通じる石段の光景がなんと魅力的なことか。
    石段に腰かけて、港の風景をずっと眺めていたくなる。




    そして鞆の浦のシンボルともいえる常夜灯と、
    江戸時代の姿をそのまま残す波止場の存在が、
    湾の景観の魅力を一層引き立てる。
    常夜灯は灯台の役割と、それぞれの方位に対する
    寄進灯篭の役割を担い、航海の無事を祈願する。



    波止場は終点まで歩くと、海の存在が四方から迫ってくる。
    静寂の中に波の音だけが聞こえ、その空間に没入できる。
    江戸時代に作られた姿のまま残る石畳は、
    コンクリートでは決して生み出せない風情を醸している。



    また、鞆の浦にはかつて、焚場があった。
    焚場とは、昔の船のドッグである。
    木造船の船底に付着した貝類や海藻などを
    ここで焼き落とし、乾燥させて船をメンテナンスした。
    現在は海中に現存し、肉眼ではその存在を確認できないようだが、
    「焚場」という町名とともに、確かにその痕跡が残っている。

    これ以外にも船番所が残る鞆の浦は、
    失われた港湾施設が残る唯一の場所である。


  • 今回は、鞆の浦の港の景観をペーパークラフトで制作しました。



    江戸時代の港にタイムスリップしたような、印象的な一角をそのままペーパークラフトで抜き出しました。



    鞆の浦のシンボルといえる常夜灯、そして雁木と、港湾施設の一部分を再現しています。









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