ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
小樽運河
のペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
小樽運河のペーパークラフト
小樽運河
いまや
小樽
では欠かせない観光名所の運河も、
一時期は存続の危機にあったというのは信じがたい。
しかも、現在の姿もかつてのままの姿ではなく、
運河の幅は半分近くに縮められているのだ。
現代では当たり前の姿となり、その恩恵も
よく理解していないかもしれないが、
港の整備と発展とともに船舶の「接岸荷役」
(港に直接接岸して荷物の運搬をする)が
可能になったことは、船舶の運搬上、劇的な意味があったようだ。
これによって、運河そのものが、不要になってしまうほどの。
接岸荷役ができなかった時代は、海上に停泊した船の荷物を、
艀(はしけ)と呼ばれる平底の小船に積み、
その艀を運河に係留して荷揚げされていた。
いわば人海戦術で運搬を行っていたが、
それを安定して行うには、広い海上よりも運河が適していた。
そのため、海港小樽にとって運河は欠かせない動脈だった。
時代とともに港は機能的に整備され、運河は使用されなくなり、
やがてヘドロが堆積し、悪臭すら漂うになる。
それゆえ、運河を埋め立てて道路として整備する案が出て、
運河は死に絶える寸前の状況となった。
そんな危機的状況下でようやく、その景観の文化的価値が
認められはじめ、保全運動が活発化。
小樽運河は現在の姿を残すこととなった。
今回は、小樽を代表する運河の景観をペーパークラフトで再現しました。
試作をした段階ではこれよりももっと横長のものが出来ましたが、
展開図がとてもポストカードサイズに収まらなくなるので、横幅の縮尺を縮めています。
小樽の街らしい景観を、シンプルなパーツだけで再現しているため、組み立ても
簡単です。
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