高台寺の幻想的な庭園のライトアップをイメージして、自作アンビエント音楽を作りました。
         


石塀小路のペーパークラフト

京都の旅

(高台寺・一乗寺付近)





京都の旅

  • ねねの道・石塀小路
    京都の中でも京都らしい風情を満喫できる場所。
    そこで先ず挙げられるのが、ここ、「ねねの道」界隈である。
    赴きある町屋が並び、石畳が延々と連なる。
    この石畳の一部は、いまは廃路となった京都市電で使われた良質な石を
    流用したそうで、ほかにも二年坂や哲学の道などにも使われたそうである。


    ねねの道から一つ脇道に入ると、石塀小路が見つかる。
    高級料亭や豪邸といった佇まいの建築が軒を連ね、文豪や
     映画監督などが定宿とした場所でもあることから、
     一見すると庶民には敷居が高そうな街並みに感じられる。
     ところが近年では気軽に入れる食事処や宿などが増え、
     ここにしばしの間滞在することも夢ではない。
     
  •  この界隈は夜は随所がライトアップされ、
    昼間とは違った趣を見せる。
     
     
  • 日中の青空、夕空、そして暗闇と、それぞれの時間帯
     に映える街並を楽しみながら散策していると、
     いつまでも飽きることがない。
     
  • 高台寺
     豊臣秀吉の正室、北政所(ねね)が秀吉の死を悼んで
    立てた寺院。北政所自身が設計された堂や、墓所となる霊堂、
    また秀吉が好んだ茶室などもいまに残っている。

     そんな高台寺は、春、夏、秋の一定期間、境内の夜間ライトアップを
     行っている。
     ねねの道から高台寺に向かう入り口から幻想的な光景が広がり、
     異空間に誘われるようである。
     
  • 訪れた季節は春であったが、ライトアップされた木々は紅葉のように
    色鮮やかに色づいている。


  • 庭園がこのような光景になろうとは、桃山時代を生きた誰もが
    夢にも思わなかったことであろう。次々に色を変えて明滅し続ける
    庭園は、色彩により表情を多様に変える。

  • 開山堂と霊屋を結ぶ、屋根のある通路は斜面に沿って上るため、
    瓦屋根が龍のようにみえるため臥龍廊と呼ばれる。
    その臥龍廊が水面にくっきりと映り、神秘的な光景だった。

  • 高台寺はさながら光のテーマパークといえるべく、
    様々な光による試みが見られた。そしてまた、
    日本の寺院がこれほど光と調和するというのを
    目の当たりにするのも新鮮な驚きだった。





  • 詩仙堂には、叡山電車一乗寺駅から
    ひたすらまっすぐ歩けば着く。



  • 詩仙堂


    建物は素朴だが格式ばったところがなく、
    ユニークに感じられる。


    この庭園風景がよく京都のパンフレットや雑誌に載るわけだが、
    下に撮った写真だとどこか味気ない。
    この詩仙堂は庭と建築がありきですばらしい景観となり、
    どちらかが欠けても魅力は半減してしまう。



    庭を眺める書院の座敷は赤絨毯が敷かれ、
    そこに座って寛ぎながら、"ししおどし"の音に耳を澄ませる。
    ここを造営した丈山はここで数十年間、詩歌三昧の生活を送ったと
    いうが、ここはたしかに、創作意欲が自ずから沸いてくるような
    場所と思えた。




  • 円光寺
    あまり京都の道に詳しくないため、
    詩仙堂から曼殊院に向かう途中にその存在をはじめて知り、立ち寄った。


    日本の数箇所に家康の墓があるが、このお寺の奥まった
    山にもお墓がひっそりと立っている。

    たまたま立ち寄ったという無知を悔いなければならないほど、
    ここも素晴らしい庭園を持ったお寺であった。
    ここも詩仙堂と同様に紅葉の名所で、秋には一面が色づき、
    それは素晴らしい光景になるだろうと感じた。


  • 曼殊院門跡
    古くは平安時代からその起源を持つ、由緒深い寺院。


    そもそも門跡とは、皇族・貴族の一門を住職に持つことをいう。
    一乗寺のこの場所に寺院が建ったのは、17世紀のこと。


    曼殊院もまた、庭園の名所であり、
    枯山水を眺めながら涼風にうたれると
    心が清められたように感じられる。








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