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平泉の旅
奥州藤原氏の繁栄と仏教楽士、
そして義経最期の土地。
「中尊寺青葉に曇る夕暮のそらふるはして青き鐘なる」
宮沢賢治
岩手県 平泉周辺
毛越寺
・平泉駅周辺
・大泉が池
・開山堂
中尊寺
・月見坂
・金色堂
・芭蕉像
義経堂
・高館の一望
・義経堂
毛越寺
正確にはモウツウジと読むのですが、
PCでモウツウジと入力しても漢字変換ができません。
モウツジと打つと毛越寺に一発変換できました。
平泉駅から毛越寺までは、徒歩で約10〜20分。
駅正面の道路上をまっすぐ進めばいいのでわかりやすい。
・平泉駅周辺
駅から降りた瞬間から、風情ある空気が漂ってきます。
大泉が池
平安時代の面影を、いまもなお残す日本最古の浄土庭園。
こういう風景は日本人なら誰にとっても、郷愁を誘うものがあるのではないでしょうか。
開山堂
趣のある、歴史を感じさせるお堂。煌びやかな建物より、こういうのが好きです。
州浜
この弓形の州浜が、視覚的にワイドに見える効果を果たしているようです。
中尊寺
徒歩だったら、駅からすぐの国道4号線沿いに登っていって、
中尊寺の入り口まで20分ぐらいです。
そこから本堂、金色堂まではまたしばらく登山します。
毛越寺から中尊寺まで、ウォーキングトレイルという3.2kmにわたる
お散歩コースがあります。
私は真夏の暑さにやられて断念しましたが、余裕があれば散歩したかった。
月見坂。
本堂と金色堂へ続く、長い山道。
なんといってもこの歴史を感じさせる杉の並木。
木漏れ日が凛と差し込んできて、それは清清しい気分です。
ただ、坂はちょっと急なんですよね。
ところどころに、こんな小池があります。
これがまたなんとも風情。
金色堂。
金箔で埋め尽くされた絢爛豪華な建物は、
密封された屋内に完全に保護されている。
残念ながら外からは確認できない。
これが金閣寺のように外からも楽しめるようだったら、
この場所はもっと異彩を放った空間になっていることだろうと思った。
旧覆堂の近くに立つ芭蕉像と歌碑。
この他にも、中尊寺には宮沢賢治も訪れ、彼の歌碑も残っている。
高館・義経堂
この地で妻子とともに自害したといわれる義経を
偲んで建てられたお堂。
中尊寺から近く、国道4号線から分岐する道に沿って
10〜20分ぐらい。高台にあるのでまた坂を登ります。
高館の一望
拝観券発行所から坂道を登ると、
突如このパノラマ景色が開けてくる。
ちょっと感動体験。
北上川が一望でき、それは気分がよかったものです。
この場所を、芭蕉が訪れているのです。
途中、芭蕉句碑や資料館があります。
ひっそりと佇む義経堂。
源義経公像が祭られています。
悲劇的な結末を偲んで建てられた、あくまで質素なお堂です。
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