ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。





高岡の看板建築
ペーパークラフト
/旅とクラフト



　　主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
　　また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。


高岡の看板建築　ペーパークラフト
  • 高岡の看板建築

    レトロな建築が好きだったら、
    看板建築の存在は見逃すことはできない。


    看板建築の発端は、大正12年の関東大震災にある。
    大規模な火災により木造建築の多くは消失し、復興に際しては、耐火性とスピードを求められた。
    時代は大正ロマン、洋風建築が流行していたことから、
    素早く建てられて外観が見栄えがする、独特の擬態建築が誕生した。


    まだ鉄筋コンクリートが浸透していなかった時代、木造をモルタルや銅板で覆い、
    洋風のファサードの正面を持ち、中身は純和風建築という、ツギハギの建築。



    それは明治期の擬洋風建築の庶民版ともいえるような、自由な発想で
    次々と建てられ、ユニークな外観を持つものが数多く誕生した。
    虚勢ともいえるような装いは、長い月日とともに町の景観に馴染み、
    いまでは希少な歴史の証言となった。





  • 今回、ペパークラフトの題材とさせていただいたのは、高岡、山町筋の豪壮な看板建築です。




  • アーチの玄関の立体的な作りも再現し、屋根近辺の上部が純和風建築、せり出した店舗が洋風という、
    看板建築の特徴的な作りをしています。


  • 壁に飾れる看板建築として制作したため、↓の写真のように、壁や扉などに貼り付けると、
    壁から建物が生えているような感覚で飾ることができます。


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