ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。





海野宿
ペーパークラフト

/旅とクラフト



  主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
  また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。



海野宿 ペーパークラフト
  • 海野宿

    本当に素晴らしい場所は、
    少しアクセスの難しい、奥まったところにある。
    そんなことを再認識させてくれるような場所がある。

    長野には妻籠宿や奈良井宿といった中山道の
    立派な宿場町があり、失礼ながら正直なところ
    訪れる前はそれらの宿場町と類するほどの
    場所ではないだろうと思っていた。
    その期待はいい意味で裏切られた。


    海野宿へは、上田から、しなの鉄道で田中駅で下車、
    駅前レンタサイクルしての訪問をおすすめしたい。
    自転車では10分ほどで着ける。


    上田といえば真田の本拠としてのイメージが強いが、
    その真田のルーツは海野一族にあり、発祥は源平合戦まで遡る。

    その名家ゆかりの地となる海野宿には、
    歴史が築いた町並みがそのまま残っている。

    北国街道の宿場町として栄えた海野宿。
    北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ要所となる街道であり、
    佐渡で取れた金もここから輸送された。
    「きたぐに」街道と読んでしまいそうになるが、「ほっこく街道」と読む。



    この海野宿は、いまも「うだつが上がる」町であり、
    いかに栄えた町であったかがよくわかる。
    その意匠には息をのみ、その風情には感嘆する。
    うだつには、江戸時代の「本うだつ」と
    明治時代の「袖うだつ」のどちらも見られ、
    明治になっても裕福な商家があったことがわかる。



    明治になると宿場町の機能は失われるが、
    その後は養蚕の町となり、建物には
    蚕室造りの「気抜き」が作られ、
    うだつと屋根の気抜き、という独特の組み合わせの建築が見られる。



    道には用水路が残り、柳と並ぶ建物の姿は、
    江戸風情の旅情を誘う。




  • 今回は歴史ある宿場町、長野・海野宿の町屋をペパークラフトにしました。



    栄華の象徴でもあるうだつと、養蚕の名残りの気抜きが組み合わされた、独特で豪壮な建て物です。




    海野宿の町並みを丸ごとペーパークラフトにしても、一つ一つの建物を作るのはきっと飽きないと思うほど、
    一軒一軒の建物に見どころがあります。




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