ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
旧府中町役場庁舎の
ペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
旧府中町役場庁舎のペーパークラフト
旧府中町役場庁舎
日本における洋風建築は、
明治期、西洋の建物を見様見真似で造った擬洋風建築から
始まり、大正期には和洋折衷の洋風建築として
独特のスタイルを築きだす。
西洋建築に多大な影響も受けながらも、
和の技法や様式も完全に失うことはなく、
それぞれの持ち味を生かした興味深い建築が幾つも生まれた。
南武線、府中本町駅から徒歩20分ほど、分倍河原駅からはバスでアクセスできる、
府中郷土の森博物館。
その広大な敷地の中に残る「旧府中町役場庁舎」は、
そんな和洋折衷の魅力を感じられる建物といえる。
モスグリーンとイエローが特徴的な外壁、
唐破風の車寄せ、背面には和風の平屋が繋がり、
それでいて違和感を感じさせない。
この建物は、当時府中町が財政難であったにも関わらず、
町民の熱意によって建てられた。
大正デモクラシーの時勢、町民の民主政治に対する期待を背負った建物だったのだろう。
旧島田家住宅
旧府中郵便取扱所
武蔵野には、多くの古い建物を移築させた
「江戸東京たてもの園」があり、いろいろな建物を堪能できるが、
そこからそんなに遠くない、ここ「府中の郷土の森博物館」にも、
たてもの園ほどの規模でないにせよ、魅力的な建物が
残っていることを長く知らなかったのは迂闊だった。
郷土の森博物館は自然公園としても、博物館としても楽しめる、
都内でも屈指の穴場のスポットだ。
今回は、おそらく私が住んでいる場所から最も近くにある大正時代の和洋折衷の建物、
旧府中町役場庁舎のペーパークラフトを制作しました。
当時、役所ではこういった和洋折衷の建物が多かったそうですが、和洋折衷のスタイルとして確立された
ものを感じられます。
唐破風の車寄せ、建物の背面の和風建築も、そのまま再現しています。
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