ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。

東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中





吹屋ベンガラ屋根
ペーパークラフト

/旅とクラフト



  主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
  また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。



吹屋ベンガラ屋根のペーパークラフト

  • 吹屋

    石州瓦の集落、それは石見地方や広く中国地方を旅していれば、
    たびたび目にする機会があり、その都度に
    独特の色彩と質感に魅了される。



    石州瓦は、石見地方の良質な土と、出雲の宍道湖あたりに分布する来待石からとれる釉薬を
    組み合わせることで、誕生する。
    良質な土を使って高温で焼いたあと、釉薬を施すことで独特の赤色を呈するようになるという。

    そんな石州瓦がひと際栄える集落の代表格として、
    吹屋の町並みがあげられる。
    吹屋の旅行記



    吹屋は銅山とベンガラにより繁栄したが、
    吹屋の長者たちはやみくもに栄華を誇示しなかった。
    石州から宮大工を招き、美観を意識して計画的に
    町を整備した結果、現在のような統一感のある美しい街並みが生み出された。

    景観へのこだわり様は尋常ではなく、
    吹屋で使われる石州瓦も、石見から取り寄せたものではなく、
    吹屋の町で作らせたものを使用したそうだ。
    そして、建物の壁面にはベンガラが塗料として使われ、
    他所に類を見ない、赤い街並みが形成された。



    標高が高く、冬には積雪があり寒さが厳しい吹屋にとって
    石州瓦は適所適材でもあった。
    そして、そんな山奥にあったからこそ、
    銅山やベンガラが終焉を迎えても、
    今日までその姿を残し、いまも住人の方により
    大切に保全されている。


  • 今回は、石州瓦とベンガラの都、吹屋の町並みをペーパークラフトで再現しました。


    石州瓦にベンガラ格子。町は赤と橙の色合いに満ちています。
    吹屋の山道の中に建つ独特の地形も再現しています。



    また、夜道のライトアップや吹屋ベンガラ灯りで使用される、ベンガラの灯篭も
    オプションパーツとして置いています。









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