ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
銀山温泉
のペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
山形 銀山温泉のペーパークラフト
銀山温泉
銀山温泉
、そこは大正期の和の雰囲気に浸れる希少な温泉街。
銀山川沿いの山の谷間に、
木造多層構造の伝統的な和風建築が並ぶ。
それらの多くの建物には、
鏝絵(こてえ)の装飾が施されている。
鏝絵は、漆喰を塗った上に、鏝で絵を描いたもの。
旅館の創始者の名前や屋号などが書かれていたり、
とても鏝で描いたと思えないような風景画が描かれていたりする。
銀山温泉を代表する景観に欠かせない存在なのが、
国の有形文化財にも指定されている老舗旅館、「能登屋」。
木造三階建てに二階の望楼が付いた、その威風堂々とした姿は、
銀山温泉の風格そのものを体現しているといっても過言ではない。
壁面には、銀山開拓の祖とされる
「木戸左右衛門」の名を刻んだ堂々たる鏝絵があるが、
これは左官職人、後藤市蔵が手掛けたもの。
後藤市蔵は多才な職人であったようで、
能登屋旅館の設計にも携わっている。
正面玄関口の2階まで突き抜けている白い柱の部分は
「ジャイアントオーダー」という古代ギリシャ建築の手法で、
西洋建築でよく使われるものである。
この旅館は純和風かと思いきや、
実のところ和洋折衷の建築なのである。
川沿いの道にはガス灯がならび、
夜にはオレンジ色の火を灯す。
夜の銀山温泉はより情緒を増し、
そこは非日常的な別世界となる。
建物の威風堂々とした自己主張は光彩により
さらに強まり、
一度見たら二度と忘れられないような景観を作っている。
今回は、銀山温泉を代表する景観のひとつ、「能登屋旅館」のペーパークラフトを制作しました。
2017/2/8追記
ver2.0に改修しました。橋を追加、屋根を瓦に変更(この点、本物とは異なりますが、
和の魅力を強くするためにそうしました。)、各パーツの見直しを実施しています。
夜景バージョンは改修前のままです。
また、銀山温泉の夜景も醍醐味であることから、夜景バージョンも制作しています。
夜景ver
望楼のついた存在感のある姿を、全景から眺めることができます。
実際の建物を観光する際は見上げる形となるため、イメージと異なる印象を
受けるかもしれませんが、それはスケールが大きく違うためです。
夜景ver
鏝絵や「ジャイアントオーダー」の玄関口などの細部も再現しています。
夜景ver
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