ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
加古川社宅
のペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
加古川社宅のペーパークラフト
加古川社宅（兵庫）
まさに、トンネルを抜けると別世界。
加古川にはそんな一画がある。
トロッコの廃線跡のトンネルが、異空間へ誘う。
そこから先は、大正〜昭和初期の空気が流れる。
兵庫を旅した時、旅程で加古川に立ち寄る予定はなかったし、
そもそも、失礼ながら加古川の存在すら知らなかった。
東海道本線で姫路に向かう車窓で
たまたま、ニッケの煉瓦塔が見え、
そこから一連の煉瓦造りの工場が続き、目を奪われた。
ここには何かありそうな気がすると思い、
ネットで調べると、ほどなく加古川ニッケ社宅の存在を知った。
加古川社宅の貴重さを訴えかけるような記事をいくつか拝読し、
ここは絶対に訪れなければと思い、
急きょ予定変更して取材に訪れた。
そこには、舗装されていない道と年季の入った木造建築の長屋、
煉瓦の塀と異人館。和洋が混在した独特の空間が、
一区画まるまる残っていた。
兵庫の古い建物を調べて巡っておきながら、
こんなに素晴らしい場所を見逃していたのは、
自分の下調べが不十分だったと認めざるをえない。
※加古川社宅の詳細は
旅行記
に記載しています。
今回は、大正〜昭和期の長屋の姿が一区画まるまる残る、「加古川社宅」の景観を
ペーパークラフトで再現しました。
ひとえに社宅といっても、平屋や二階建ての建物、煉瓦塀の建物、洋館と、
一区画にはいろいろな建物がありますが、代表的な二種類の長屋の姿を再現しています。
ミニチュアを制作していても、どこか映画のセットを作っているような感覚がしますが、
こんな街並みが原風景のまま実在していることが奇跡的に思えます。
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