「旅とクラフト」
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ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。

東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中



白川郷の

ペーパークラフト

/旅とクラフト



  主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
  また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。



白川郷のペーパークラフト



  • かつて限界集落となりかかっていたその農村は、
    ブルーノ・タウトの再評価など、
    いわば外部からの目により注目される存在となった。



    そこに当然に生活する身として、
    いつも当たり前にあるもの、
    馴染んでしまったものを再評価することは難しい。

    先日、駒場の日本民藝館を訪れて、
    たまたま開催していたアイヌの展示を見たとき、
    その伝統衣装の意匠に感心し、
    さらに柳宗悦氏の以下の記述にまた感銘を受けた。
    柳宗悦氏はアイヌの展示に対して、下記のように述べている。

    -----------------------------------------------------------
    それはただに美しいのみならず、立派でさえあり。
    神秘でさえあり、その創造力の容易ならぬものを感じるからである。
    見て見厭きないばかりでなく、見れば見るほど何か新しい驚きを貰う。
    そこに出来不出来はあろう。しかしその美に虚偽はないのである。
    不誠実さはないのである。
    こんな驚くべき現象を今の文化人の作に見出し得るだろうか。
    ありとあらゆる偽瞞と衒気と変態とにまつわる吾々の作物と比べ、
    どんなに道徳的なものであろう。
    そこに歴史的発展の差異はあるかもしれぬ。
    しかし価値的に見て、吾々の作こそむしろ退歩してしまった
    数々の面を有つではないか。

    「工藝」昭和16年12月号より抜粋

    -----------------------------------------------------------

    民藝も云わば、われわれの生活の一部に溶け込んでいるものの
    再評価を行うという意味合いであり、
    ブルーノ・タウトの合掌造りの再評価と似ていると思う。



    現代的な専門の教育を受けずとも、
    人には潜在的な美や知恵の感覚があり、
    それが鍛錬や才能により表現できれば、
    どんな時代の誰であろうと関係なく、
    芸術や優れた産物になりうる。

    白川郷の合掌造りの外装や内装を見ていて感じたのも、
    まさにそんな感覚だった。
    日本人の心の原風景として象徴されるその姿は、
    単に郷愁的な感覚としてイメージが完成しているあまり、
    客観的な再評価はしづらい。
    だが、ふたを開けてみると、そこは
    知恵や合理性や美的感覚に溢れた、芸術作品と
    なりうるのだ。
    参照:白川郷の旅

    その土地での当たり前の生活は、
    他の土地では当たり前ではない。
    だから、いまある「当たり前」を
    あらためて考えなおしてみることも、
    時に重要だと思う。


  • ペーパークラフトとは何の関係もない前置きが長くなりましたが、
    今回は白川郷、合掌造り集落をモデルに作成しました。




    季節は3月。茅葺の屋根からは雪が溶け落ち、
    でもまだ地面には積雪が残る、そんな時期です。




    結の文化で支える合掌造りの重厚な造り。
    そして建物の形状の理由ともなった豪雪。
    白川郷らしい雰囲気が再現できればと思い、制作しました。








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