ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
常滑
のペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
常滑のペーパークラフト
常滑
旅行記
で触れているが、
私が常滑を訪れた時、合わせて明治村も訪れた。
それはまったく偶然の選択のつもりだったが、
意外にもその二つが関係している建物があることを知った。
かつて、日本の迎賓館としての役割を果たした、
帝国ホテル。フランク・ロイド・ライトにより建てられた
旧館が、いまも明治村に残る。
幾何学的で複雑な外観、
細部に施される緻密な装飾。
訪れた人に何かしらの強烈な印象を与える。
ただ、どこかでこの建築にやわらかさや
暖かみがあるようにも感じられる。
それには建物の煉瓦の色が大きく関係していたようだ。
設計者のフランク・ロイド・ライトは
落ち着きのある繊細な色合いを好み、
この外観の黄色にこだわった。
そして、黄色の煉瓦を再現できる技法を国内で探したところ、
行きついたのが常滑焼だった。
黄色く焼くためには酸化焼成が必要だが、
常滑焼の「真焼け」という技法がまさにそれにあたった。
この黄煉瓦をホテルの建設に合わせて大量生産するまでには
紆余曲折があったが、
帝国ホテル煉瓦製作所は当時、常滑で土管製造をしていた
伊奈家が継続して行い、それが現在のLIXIL社(旧INAX社)の
前身となった。
常滑の発展の一旦は、
この帝国ホテルにあったといっても過言ではない。
陶器の町として古くから歴史を持ち、時代とともに柔軟に変遷してきた
常滑の街並みを、ペーパークラフトで再現しました。
立体的な地形と、あちこちに聳え立つ煉瓦の煙突。
そして屋根瓦。常滑らしい景観を再現しています。
小さな箱庭の空間に、常滑の要素をうまく再現できたと自負しています。
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