ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
萩、鍵曲
のペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
萩、鍵曲のペーパークラフト
萩の鍵曲
萩独特の三角州の地形。都市開発の鍵となる鉄道も、
この三角州を避けるように走ったことから、
三角州の中にある城下町は江戸時代の面影を多く残した。
そのお陰で、萩には広大な城下町が残る。
土塀や白漆喰の塀の上に見える夏蜜柑。
萩の鍵曲（かいまがり）の景観は、なんとも絵になる。
高い塀に囲まれたＬ字、Ｔ字の道は、
行き止まりのような錯覚を起こさせたり、
方向感覚を失わせ、侵入してきた的を錯乱させる。
400年来の町家の景観。なまこ壁。
萩の城下町は壁を見て楽しむものだ。
明治維新後、録を失った武士の救済措置として、夏蜜柑の
栽培が奨励され、多くあった武家屋敷は
必要最低限の家屋以外取り壊された。
その空き地に多くの夏蜜柑が植えられた結果、
いまのような景観が造られた。
味わい深い塀が延々と続き、広大なわりに建物は少なく
空が開けているように感じられるのは、そのためだ。
そして、塀と夏蜜柑の景色が調和するのは、萩独特の景色。
夏蜜柑の栽培は、素晴らしい機転だった。
三角州の沖積平野は水はけの良い砂地であったことに加え、
城下町の塀が風に弱い夏みかんの木を守った。
当時、柑橘系は貴重品だったことから、事業は成功し
萩を代表する産業となった。
萩の城下町、鍵曲の塀となまこ壁の景観をペーパークラフトで再現しました。
鍵曲の空間と、多様な塀の空間、なまこ壁の蔵、
萩の味わい深い部分をつなぎ合わせて再現しています。
奥行きを持たせることで、延々と続く萩の塀の空間を
一部分だけ切り取った雰囲気を持たせています。
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