ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。

東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中





木曽路・妻籠宿
のペーパークラフト

/旅とクラフト



  主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
  また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。



木曽路・妻籠宿のペーパークラフト




  • 木曽路 妻籠宿

    日本人の心の原風景として
    描かれるような場面として、
    ここ妻籠の景観は欠かせないものだろう。

    その風景は、かつての白川郷などと
    同様、失われる危機にあった。



    中山道の京都と江戸の
    およそ中間点にあたる木曽路は
    江戸時代には宿場町として賑わい続け、
    明治維新後も伊那地方への追分として
    重要視されるなど、その栄華は続いていた。



    しかし、昭和に入り、特に戦後の
    高度成長期から、交通網が急激に整備されると、
    かつての動脈はその機能を失い、
    没落するのに長い時間かかからなかった。

    宿場以外に生活の術を持たない村民は
    新たな産業を模索し、農業などを行うも、
    山の谷底にあたるような場所ではうまくいかない。
    かつては1000以上あったといわれる宿場も、
    過疎と開発によって次々と失われていった。

    廃村も免れないような瀬戸際のところで、
    妻籠宿は全国ではじめて、
    古い町並みを保存する活動を起こした。
    街並みの保存をすべてに優先させ、
    「売らない」「貸さない」「こわさない」の三原則を立てた。
    住民の方々がそこに居住しながら模索し続け、
    やがて観光地として再生させていった。



    妻籠宿の年季の入った味わい深い景観は、
    一度訪れれば忘れることはできない。
    もし妻籠が廃村となっていれば、
    日本は文化的に重大な損失をしていたことだろう。
    その姿は住民の方の努力の結晶として、これからも残り続ける。


  • 今回は、木曽路、妻籠の宿場町の景観を、ペーパークラフトで再現しました。



    木曽路はすべて山の中。
    藤村の言葉をそのまま実感できるような景観は、小さなサイズで
    その雰囲気を再現するのに苦慮しました。


    それでも、山々の谷間を這うような地形に佇む宿場町の雰囲気を、
    立体的な地形にすることで再現しています。







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