ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
栃木 蔵の町
のペーパークラフト
/旅とミニチュア
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
栃木 蔵の町のペーパークラフト
栃木市(蔵の町)
栃木は、うずま川を交易の要として、
江戸との物流でにぎわった。
また、日光例幣使街道の宿場町としても栄えた。
日光例幣使街道とは、
徳川家康を祀る日光東照宮の毎年の祭典に、
朝廷から派遣された奉幣勅使が通った街道のこと。
幕府が威光を示すために行ったもので、
朝廷にとっては屈辱的でもあった。
それでもこの行事は220年以上も続いたというから、
そこにはいろいろな文化や習慣ができた。
なかでも、現代でも生き続ける言葉の語源として、
「ゆすり」がある。
江戸幕府もしかり、武家が政権を握ってから、
公家の多くは没落していった。
その没落ぶりは、数々の伝承が生まれるほど熾烈さ
だったようだ。
そんな中で、日光例幣使は没落公家にとって
救いの手になっていた。
なぜなら、「公儀御用」を逆手にとり、
好き放題できたからだ。
昔の記録によると、日光例幣使はこんな風に語られる。
『例幣使は朝命を奉じ、
金幣を日光に納むる役にして、
通行の際は暴威をふるい金銭を強請る』
具体的には、道中で駕籠に乗ると、
わざと駕籠を大きく揺らし、自ら転げ落ちてみせる。
それを御者のせいにして、金品を脅し取ったというのだ。
公家がそんなことをしたというのだから、
なんとも情けない話だが、
その行為が語源となり、「ゆすり」ができたという。
ここ栃木は川越の昔町と同様、
幕末に大火や焼き討ちに見舞われたことから、
耐火性のある蔵造りが行われた。
20世紀の激動の時世では戦火から逃れ、
古い街並みが多く残る。
横山郷土館
今回、栃木の豪商として
銀行と麻問屋を営み財をなした横山家の
かつての店舗・住居をペーパークラフトで再現しました。
両脇を石蔵で囲まれた建物は独特の
存在感があります。
うずま川沿いに建つ姿はここ栃木ならでは。
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