ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
大浦天主堂
のペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
大浦天主堂のペーパークラフト
大浦天主堂
はたして、未開の異教徒の地に布教に行くことになり、
そこに価値や希望を見出せるだろうか。
しかも、そこは西洋とは似つかない独特の文化を持ち、
島国である故に異人に対しては強い偏見を持っている。
言葉すらろくに通じず、偏見・差別にさらされながらも、
それを苦とも思わずに布教活動など行えるだろうか。
自分なら、とてもそんなことはできない。
だから、
隠れキリシタンの存在を信じて長崎に教会を建てたプチジャン神父や
外海(そとめ)の人のために生涯を捧げたド・ロ神父や
他人の身代わりになって死刑に臨んだコルベ神父のことを
考えると、その寛容な精神と、行動の勇気に、
憧れや眩しさすら感じてしまう。
参照:長崎の旅
大浦天主堂は、
鎖国を経て200年もの間、蝋燭の仄かな灯火のように
か細く信仰を保ち続けていた信徒たちが
再び宣教師と出会うことになる、史実上の劇的な場所。
日本最古の教会であり、開国の動乱、信徒の迫害、
戦争・原爆という悲劇を乗り越えてきた教会は、
いまも変わらない姿で長崎の港を見おろしている。
1864年の建築当初は、もっと西洋色の濃い、ゴシック調の教会だった。
1875年の増改築より、いまの姿に至る。
外観は至ってシンプルで、日本の風景により調和する姿となった。
海外の大聖堂のように圧倒されるスケールもない。
それでも、この教会の姿を見ると、心が落ち着く。
祈念坂
改築時には、外海の教会の建築にも携わったド・ロ神父や
五島列島に素晴らしい教会群を残した鉄川与助もここ大浦天主堂に
いたことから、この教会の設計思想はその二人にも大きく影響を
与えている。
この原点から、各地に教会が作られるようになる。
今回は、国内の西洋建築初の国宝、大浦天主堂を制作しました。
長崎の丘陵地に建てられた教会は、
坂道の間に沿うように建てられ、その立地も印象的です。
木々の間、階段の上にに聳える、
その雰囲気を再現できるような形にしました。
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