ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
京都
旧赤線地帯建築
の
ペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
京都 旧赤線地帯建築のペーパークラフト
赤線地帯
溝口健二監督の「赤線地帯」を観ると、
いまや失われた一時代の群像劇が垣間見れる。
舞台はやがて消え行く「赤線」の中、
時は売春防止法の施行前後。
登場する娼婦たちは悲しい背景を背負いながら、
時代の流れに翻弄される。
「赤線」は1946年のGHQによる公娼廃止指令から、
1958年の売春防止法の施行までの間、
半ば公認で売春が行われていた地域のことである。
「赤線」についての存在意義や道義的問題については、
ここでは一切触れない。
ただ言えることは、もはや消失した
丸山や島原や吉原の遊郭と同様に、
赤線地帯もいま消失しようとしている。
かつての赤線の建物は
いまもまだ全国各地に残っているが、
メンテナンスもされずに朽ちるのを待つか、
解体される運命にある建物も多い。
いま、かつての赤線地帯を訪れると、
人気のなくなった建物がさびしく佇んでいる。
しかし、そこには独特の文化の名残があり、
一時代の特有の空間がある。
赤線地帯の建物もまた、
歴史的な遺産として保存する価値がある。
今回、モデルにしたのは京都に残る旧赤線地帯の建物です。
2016/2/21にver1.1としてリメイクしました。
かつての赤線地帯に残る建物も、主を失うとやがて
消え行く運命にあります。
しかし、建物の持つ格式や風情は素晴らしく、
このまま朽ちていくのはあまりに惜しく感じられます。
そんな訳で、失われつつある空間を自分なりに残したく、
赤線地帯の独特の建物をペーパークラフトで再現しました。
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