ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。
東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中
門司港駅の
ペーパークラフト
/旅とクラフト
主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。
門司港駅のペーパークラフト
門司港
門
司港レトロは何故にレトロか。
門司港は、かつては一大ターミナルだった。
九州と本州の玄関口、関門海峡を渡る際には
必ずここを乗降するため、多くの人・物が行き交った。
日清・日露戦争時には中国大陸への足がかりとして
軍需貿易で発展し、また石炭の輸出港としても
重宝され、戦前は一大都市として栄えた。
そんな中で建てられた門司港駅は、
いまも当時の栄華を偲ばせる、駅舎とは思えないような
凝った意匠をしている。
ローマのテルミニ駅を模したというネオ・ルネッサンス様式の
シンメトリックな建物は、木造建築ゆえの
年季の入った味わいも加わり、
日本でも屈指の美しい駅舎といえる。
戦争が終結し、軍需特需や石炭の需要がなくなり、
また鉄道でも関門トンネルができたことにより
ただの通過駅となった門司港駅周辺は、
見捨てられたように忘れ去られていく。
しかし、そのために高度成長期の開発の手から逃れ、
レトロな建築が残ることとなった。
時勢の流れに翻弄される都市の姿は
時に痛々しくも映るが、
それゆえに味わい深い景観をいまに残していることが多い。
今回は駅舎としては初の重要文化財・門司港駅をペーパークラフトにしました。
こうして建物だけを切り取ってみると、やはり駅舎とは
思えず、美術館や宮殿の一角のようでもあります。
独特のシンメトリックの形状も、このサイズでうまく納めることができました。
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