「旅とクラフト」
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ショップを開設しました。ペーパークラフトを販売しています。

東急ハンズWEBショップ「Hands Gallery Market」でもオリジナル・ペーパークラフトを取り扱い中



金沢 尾山神社

ペーパークラフト

/旅とクラフト



  主に、旅先で手に入れた、旅先ゆかりの模型などを紹介します。
  また、街並みや景観を再現したペーパークラフトを制作、公開します。



金沢 尾山神社 神門のペーパークラフト




  • 金沢 尾山神社 神門

    (兼六園)



    金沢の歴史を語るうえでは、
    前田家の名前は欠かせないだろう。
    兼六園、金沢城、忍者寺(妙立寺)など、
    いまも観光名所として残る場所のいずれにも、
    前田家の関わりは深い。

    (武家屋敷)


    (東茶屋街)


    そんな前田家を祀る神社として有名なのが、
    「尾山神社」で、とりわけ神社の神門が
    ひときわ奇抜な存在感で佇んでいる。



    この神門が作られたのは、
    明治維新間もなくの頃。
    金沢は維新で士族が没落し、
    武士を需要としていた職人や商人に大きな痛手を負わせ、
    経済自体が停滞していた。
    そんな中で、客寄せの意味合いも兼ねて
    ひときわ目立つ建物が誕生した。
    和洋折衷の外装、
    ギヤマンと呼ばれたステンドグラス、
    日本で最初の避雷針の導入、
    など、明治初期としては最先端過ぎる建物は、
    当時は様々な批評を受けたそうだ。


    この神門を設計したのは、
    津田吉之助という人物。
    吉之助は富岡製糸場を視察し、
    短期間のうちにその技術を習得、
    金沢に持ち帰って金沢製糸場の建設に着手した。
    そして、経済的な支柱を失っていた金沢の
    復興に大きく貢献した。

    いまや金沢の町のシンボルともなった
    この神門は、前田家と津田吉之助という、
    金沢の立役者をつなぐ縁の場所でもあるのだ。


  • 今回はそんな奇抜な尾山神社の門を
    ペーパークラフトで再現しました。



    日の光りを受けて、ギヤマンの光彩が仄かに写る
    この建物は、一見すると神社の門とはとても思えません。





    前田利家は、高山右近と親しかったことから、キリシタン文化も
    寛容に受け入れてきた。
    この建物もそんな西洋文化の流入を意識したのだろうか。
    不思議な形状に思いは馳せます。










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